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幻覚なる満月
内容は、女性向け要素でたくさんです。現在は、コ/ー/ド/ギ/ア/スを主食にしています。
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「・・・・君は幼い頃・・・」

彼が、神妙な面持ちで口を開いた。

彼は私の過去を知っているのか。

私は、彼の口から発せられる言葉を――


値段のついたアメジスト 3


「ーニャ、・・・あーにゃ、アーニャ!!」

「・・・・・・じの?」

気がつくと、私は今にも泣き出しそうなジノに揺さぶられていた。

おかしい、私はルルーシュくんの話を聞いて、いたはず、なのに・・・。

「良かった、気がついて・・・さっき、ルルーシュ先輩が、アーニャが倒れたって言いに来て・・・」

「・・・・・・・え?」

「そういえば、ルルーシュ先輩は、・・・・って、・・・・あれ?
 さ、さっきまで此処に居たんだぞ!?あれ、あれ・・・・・・・帰っちゃった、みたい」

にこっと笑うジノはどこも怪我していないようだ。
私も、自身の身体を見るが、どこも怪我していない。
腹でも突かれたならば、少しぐらい痛むが、どこも痛くない。
肩には、ルルーシュくんのと思われる制服が、かけてあった。


「おい、ルルーシュ」

「何だ、ピザ星人」

C.C.は新作のピザを頬張りながら、不満そうな声でルルーシュに声をかけた。

「星人ではなく、せめて聖人よべ、童貞。」

そう言うと、ルルーシュは眉を潜めながらさらりと流す。

「本題を言え。」

「・・・脱げ」

「待て、お前、今「脱げと言っているんだ、こちとら真面目に言ってるんだ、さっさと脱げ!」

珍しく、真剣な顔で、女とは思えない力でルルーシュをベットに押し倒し、
上の服を乱暴に脱がした。

「・・・・るる、-しゅ」

何事だと思い、嫌味の1つでも言ってやろうと思ってC.C.を見上げると
泣きそうな、否、泣いているC.C.がいた。

「どうして、・・・どうして、」
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